2017年04月16日

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?



懐かしの『Forever Friends』のテーマに乗って、あの映画が帰ってくる。

奥菜恵あっての、あの映画の空気が、アニメでどうなってしまうのか。

実写版での冒頭、学校の先生が花火の話をするところは、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の冒頭、やはり先生が天の川の説明をするところを模したと、後にドキュメントのビデオで見たが、それ自体ファンタジーでもある小学生の夏のぼんやりと暑い記憶が、アニメになることで逆に微妙にリアルになってしまうことを少し、危惧してしまう。

実際のTV放送ではもともと、ドラマ「if もしも」として、”誘拐するなら男の子か女の子か”、という内容での予定だったが、その一週間前に実際に山梨県で誘拐事件が起きた為、岩井監督の「打ち上げ花火」が繰り上げで放送されたという経緯がある。

また、その放送日はたまたま大型台風が来ており、仕事もそこそこに帰宅する人が多く、かつ、雨で裏番組のナイター放送が流れ、結果的に高視聴率を記録した、という偶然も重なっている。(ドキュメントDVD参照)
当然、良い数字に敏感な関係者は、TV版を再編集した映画を製作してしまう。

こういう偶然って、”歴史”にはつきものだと思う。
必然だったかもしれないことに、偶然が重ねられて、伝説化してしまう。

というぐらいに、オリジナルの空気感は良いので、別にアニメにしてくれなくてよかったのにな。

プールも風車発電機も、何か立派すぎるよ。
俺ら、ファミコン世代の映画なのにな。


posted by Maron at 10:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする